インドでの大気汚染問題

インドでの大気汚染問題

中国での大気汚染については日本でもよく報道されていますが、中国を上回る勢いで大気汚染の問題が深刻化しているのがインドです。

アメリカの健康影響研究所(HEI)の報告書によると、2015年にインドで大気汚染に関連し亡くなった人の数は110万人にのぼり、これは中国での大気汚染関連死者数に匹敵しており
さらには中国とインドを合わせた大気汚染による死者数は世界全体の大気汚染関連死者数の約半分を占めていることが発表されました。主な原因はインドでの人口増加および高齢化とされています。というのも、それだけ汚染された空気にさらされる確率が高くなるためです。

世界で見ても、2015年に大気汚染の原因となる微粒子が原因で亡くなった死者数は420万人にのぼり、タバコや高血圧が上位にある中で第5位となっています。

HEIの副所長でありClean Air Asiaの議長を務めるBob O’Keefe氏は「大気汚染はWHOや世界銀行、国際エネルギー機関などで世界的に重大な公衆衛生問題として認識されており、そのリスクは特に急速に成長を遂げているアジア諸国で顕著だ」と述べています。